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得点:テヴェス(87) |
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ついに突入したノックアウト・ラウンド。そしてManUは、アウェー戦で1stLegを迎えることとなった。スタメンはルーニーを1トップに配し、中盤を厚くしたアウェーでは定石通りの「4−2−3−1」を採用。GKにはファンデルサール、ディフェンス・ラインは、今シーズンを通してベスト・オーダーとなっている4人を起用。中盤は低い位置にスコールズとハーグリーブスの2枚を配し、その前にロナウド、アンデルソン、ギグスを並べる。そして前線は、ルーニーの1トップとなった。 さて、アウェーで迎えた1stLeg。ManUは定石通り中盤を厚くした「4−2−3−1」を採用した。そして前半、それは見事に機能した。特に、CLのアウェー戦で最も重要視されるボール・ポゼッションを高めることに成功し、ホームであるリヨンに試合の主導権を握らせなかった。そのような作戦の中で見事に機能したのが、スコールズ、ハーグリーブス、アンデルソンの中盤の中央に入った3名だった。近年のManUでは、スコールズ、あるいは昨シーズンのキャリックしかボールの出し手がおらず、安定したボール・ポゼッションを可能にすることが困難なケースも見受けられることがあった。しかしこの試合ではスコールズに加え、今シーズン最大の発見とも言うべきアンデルソンが確実にボールをキープし、チーム全体としてのボール・ポゼッションを高めることに成功した。そしてこれにより、リヨン陣内でボールを保持することが可能になり、仮にボールを奪われたとしも高い位置からチェックを敢行でき、注意すべきベンゼマを孤立させることに成功した。そして、このようなことを可能にしたのが、中盤での汚れ役を確実にこなせるハーグリーブスが居たからこそ。自軍ペナルティーエリア周辺のでファールは頂けなかったものの、スコールズが高い位置に攻守で進出できたのも、彼の存在があったからに他ならなかった。今シーズン、ハーグリーブスとアンデルソンを獲得した最大の狙いは、CLでの多彩な戦い方を行うことを可能にするためであり、それをこの試合でファーガソンは見事に具現化することに成功したように感じた前半だった。 しかし、後半開始早々、注意すべきベンザマの一撃を受ける。一方のManUは、ボールは前半同様にキープでき、先制後 流れを奪われかけたものの、リヨンの一方的なペースになることは阻止することに成功した。ただ、攻撃のスピードとリズムを上げるには至らず、ゴールを奪える可能性は非常に遠く感じた。そんな中でファーガソンは65分、大きな英断を下した。これまで、長年に渡ってチームを支えてきたスコールズとギグスに代え、テヴェスとナニという若い選手にチームを託した。特に、スコールズの交代は個人的に大きな驚きを感じ、例えスコールズのコンディションが万全ではなかったとはしても、1つの時代の終わり感じてしまったと言っても過言ではなかった。 さて、そのような大きな英断を下したものの、チームに劇的な変化が生まれたとは感じなかった。むしろ、78分に投入されたキャリックが後方からタッチ数こそ少なかったものの、リズミカルな散らしに目が行った程度。しかしそれでも終了間際、CKからの流れで貴重な同点ゴールを挙げることに成功。個人的に、トレブル時のユベントス戦を思い出した。この1点は、リヨンにとっては痛恨の一撃であり、ManUにとっては大きな弾みのつく1点であり、ベスト8進出に向け大きな1点となったように感じた。 それでは、この試合での感想を含め、2ndLegの展望に移りたい。この試合、ManUはアウェー戦で最も重要視すべきボール・ポゼッションを高め、リヨンに主導権を握らせないといった当初の目的は確実に遂行した。ただ、攻撃のリズムがペースアップするシーンは非常に少なく、そのため苦戦することとなった。一方、ホームでの戦いで最も重要視すべきは、守備を意識した相手チームの守備網を切り崩すスピードに他ならない。このことを考えると、2ndlegでは、ルーニーとテヴェスの2トップを推したい。また中盤のセンターにも、経験のあるスコールズとこの試合でもリズミカルなパスを披露したキャリックのコンビが望ましいと感じている。彼ら4名が入ることで攻撃のリズムは上がり、リヨンの守備網を突破することが可能になると思う。ManUは0−0の引き分け狙いを確実に遂行できるチームではない。ホーム”Old Trafford”では勝利を目指すことが、ベスト8進出のカギとなることは間違いないと思う。 |
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