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得点:キャリック(12,60)、スミス(17)、ルーニー(19)、ロナウド(44,49)、エヴラ(81) |
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1stレグのアウェー戦では、スコールズの退場処分により大半の時間を10人で過ごし、2−1と敗戦を喫してしまったManU。そして迎えたホーム”Old Trafford”での2ndレグ。しかし、シーズン終盤にきて相次いでいる離脱者(Gネビル、ヴィディッチ、シルベストレ、パク、サハ)がこの試合でも復帰できず、スコールズの出場停止処分とあわせて非常に苦しい陣容で臨まなくてはいけない状況となりました。 そんな状況で迎えたこの試合。スタメンは、GKにはファンデルサール、ディフェンス・ラインは、公式戦3試合連続のオシェイ、ファーディナンド、ブラウン、エインセの構成。中盤は低い位置に先週末のポーツマス戦でスタメン復帰したフレッチャーとキャリックが組み、その前にロナウド、ギグス、ルーニーが並ぶ「2−3」の形を採用。そして前線には、スールシャールではなくスミスをファーガソンは選択した。なお、ベンチにはクスチャク、エヴラ、スールシャール、ドン、リチャードソン、カスカート、イーグルスが入り、1stレグ同様に若手選手が数多く入ることとなった。 キックオフ前の選手入場時からManUの選手には笑顔が一切見られないなど、いつも以上にファーガソンからの”ゲキ”が飛んだだろうことは容易に掴め、選手全員から激しい気合と闘志を感じたこの試合。立ち上がりこそ、個々のキープ力を発揮し、積極的にミドルシュートを放つローマの前に出鼻をくじかれた感のあったManU。さらに、キャリックを中心に速いパスワークを心がけたものの、パスミスが目立つなど、 ホーム”Old Trafford”で迎えた2ndレグの入り方としては、決して良かったとは感じなかった。しかし、その時間帯でも唯一優れていると感じた点は、個々の運動量が非常に豊富で、闘志を前面に押し出しながら必死にローマの選手に食らい付き、チェックを敢行する姿を見て、キックオフ前に感じた選手たちの気合と闘志がピッチ上でも十分に感じられたことだった。 そして迎えた12分、ロナウドがキープしている間に、中央の空いたスペースにタイミング良く入り込んできたキャリックがトラップ後、素早く狙い済ましたミドルシュートでローマのゴールネットを揺らし、先制点を挙げることに成功。その後もManUは、前線からの執拗なチェックを仕掛け、気合と闘志を捨てることなく果敢に戦い続けた。特に、そのような中で個人的に評価したいのがフレッチャー。この試合、フレッチャーは持ち味である豊富な運動量をベースに執拗なまでにローマの選手を追いかけ続けた。特に、対峙するマンシーニの個人技に苦しんでいたオシェイにとっては、彼のフォローは”砂漠での水”のように感じたに違いない。そしてもちろん、フレッチャーだけでなく、1stレグと異なりチーム全体がユニットと化し、且つ個々の選手が集中した守りを見せ続けたことが、最終的に大勝を飾る大きな要因となったと感じている。 さて、キャリックの素晴らしいミドルシュートで先制点を挙げることに成功した攻撃陣。この試合では、先制点以降、ManUの速い攻撃が見事に”ハマり”、最終的に7得点を挙げるに至った。特に、ダイレクトのパスを混ぜた速い攻撃を前に、セリエのチームであるローマのディフェンス陣は完全に崩壊させられ、鋭い切れ味を誇るManUの速攻の餌食となった。またこの試合では、2得点を挙げたキャリックが、フレッチャーに比べてチームへの貢献度は高いとは言えなかったものの、それでも”ツボを押さえた、決定的な仕事をやってのける”選手であることを証明した。今シーズン ManUに移籍し、スコールズと並んでプレーし続けた成長振りを、スコールズの居ないこの試合で見せ付けてくれたように感じた。 この試合、苦しいチーム事情の中で、選手たちは気合と闘志を前面に押し出した積極的なプレーを見せ続けてくれた。そして、多くの人たちの記憶に残るだろう試合を披露してくれた。恐らく、ローマにとっては、「二度とプレーしたくないスタジアム」になったであろう。完膚なきまでにセリエのチームを叩きのめしたこの試合。ManUのファンにとっては最高の試合となった。シーズン終盤を迎えるにあたり、チーム事情は決して良くない。しかし、この試合での勝利で、チームの勢いがシーズン最後まで続いてくれることを願いたい。 ManU 7−1 ローマ |
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