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得点:ルーニー(53) |
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シーズンは終盤戦に突入しつつあるものの、過密日程だった年末年始を終え、日程的には余裕のある中で迎えることとなったアーセナルとの一戦。ManUは怪我人や出場停止選手もおらず、万全の体制でアーセナルの新本拠地”エミレーツ・スタジアム”に乗り込むことが可能となりました。メンバーでは、パクがベンチにも入らなかった代わりにギグスがスタメン起用された以外、変更者はなし。但し、フォーメーションを「4−2−3−1」にし、中盤を厚くする形で臨むこととなりました。GKにはファンデルサール、ディフェンス・ラインはお馴染みとなっているGネビル、ファーディナンド、ヴィディッチ、エヴラ。中盤は低い位置にキャリックとスコールズが入り、その前に右からロナウド、ギグス、ルーニーが並ぶ。そして前線は、ラーションの1トップとなった。なお、ベンチにはクスチャク、エインセ、ブラウン、サハ、フレッチャーが入った。 一方、年末にシェフィールドUに不覚を取ったものの、年明け以降、カップ戦でリバプールを相次いで撃破するなど、攻撃陣が奮起して勝ち癖を付け始めてきたアーセナル。しかしこの試合では、中盤の核であるジウベルトが出場停止で、さらにアンリ、エブエは戦列に復帰したものの、ギャラス、リュングベリは欠場。さらに、怪我に不安を感じる選手も多数いる中でこの試合に臨むこととなった。GKにはレーマン、ディフェンス・ラインは右からエブエ、トゥーレ、センデロス、クリシー。中盤はセスクとフラミニがセンターに入り、両サイドにはフレブとロシツキー。そして前線は、アンリとアデバヨールの2トップとなった。 キックオフ直後こそ、ManUがミッドフィールドを制圧して、リズムを掴むことに成功した。しかし、時間の経過と共に豊富な運動量をベースとしたアーセナルのミッドフィルダー陣が盛り返し、アーセナルがペースを掴む展開となっていった。しかし53分、先制したのはManUだった。ロナウドからのパスをスピードに乗ったままエヴラがクロスを上げ、これをルーニーがダイビングヘッドで決め、先制することに成功。その後、ManUは逃げ切りを図ろうとするも、83分にはファンペルシー、そしてロスタイムにはアンリのヘッドがManUゴールを揺らし、アーセナルが逆転することに成功。そして試合はこのまま終了し、ManUは今シーズン3敗目を喫した。 キックオフ時点での両チームの勝ち点差は「15」。さらに舞台がアーセナルのホーム”エミレーツ・スタジアム”であったことから、キックオフと同時にアーセナルが激しいラッシュを仕掛けてくるものと戦前は感じていた。そして、ファーガソンもこのような状況を予測してか、中盤を厚くした布陣でこの試合に臨む決断を下した。しかし試合は、その予想に反することとなった。アーセナルは前線からのチェックを敢行してこなかったため、ManUはディフェンス・ラインを中心にボールをキープすることが可能に。さらに、アーセナルの中盤とディフェンス・ラインの間でボールが収まることから、ラーションとその後方に構える3人が速いパス交換からアーセナルのディフェンス陣を翻弄することに成功した。さらに加えて、キャリックとスコールズの押し上げも速く、分厚い攻撃を敢行し、完全に試合の主導権を掌握することに成功した。しかし、このような状態は長くは続かなかった。 15分を経過すると、ペースはアーセナルへと傾き始めた。特にそのような中で光ったのが、豊富な運動量をベースに攻守の切り替えを速くし、攻守両面で素晴らしい動きを見せたアーセナルのミッドフィルダー陣だった。制圧されていたミッドフィールドで、時間の経過と共にManUの選手の個々の能力を完全に防いで分断し、集中した激しい守りを見せるようになっていった。また攻撃面では、この試合、ManUのディフェンス陣がアーセナルの2トップのキープ力を恐れてラインを下げて対応するシーンが多かったことにより、速いフォローからセカンドボールの奪取、あるいはミドルシュートを積極的に狙うなど、激しいアップ・ダウンを繰り返し、攻守両面で献身的なプレーを見せ続けた。 一方、そのような戦いを見せるアーセナルに対し、ManUはそれを跳ね返すだけのプレーを見せることは少なく、チーム全体が高揚してくることもなかった。しかし幸運だったのは、アーセナルの放つシュートがファンデルサールの正面を付くか枠外に外れ、逆に一本の決定機をモノにすることが出来た点。そして、そのまま逃げ切り、あるいは同点でタイムアップの瞬間を迎えることが出来れば、今日の試合の出来を勘案すると満足できる結果であったと思っている。しかし残念かな、”サッカーの神”はそれを許さなかった。結果に関しては、もちろん満足はしていない。しかし、3位以下のチームとの勝ち点差を考えた場合、決して悲観するような状況ではなく、今後の試合を1つづつ確実に結果を残して行けば、栄冠奪回は決して不可能ではないと感じている。 |
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