Brian Wilson
I Just Wasn't Made For These Times

TRACKS
このCDはブライアンにフォーカスしそのソロ・アーティストとしての素晴らしさを称えたドキュメンタリー映画、「駄目な僕」に合わせて95年に発表された全曲セルフ・カヴァー・アルバム。ブライアンのソロ作品では90年発表の「スイート・インサニティー」に続き3作品目。公式には2作目だが。で内容はと言うと前「スイート・インサニティー」で見せた伸びやかで往年を思い起こさせる歌声は正直、感じることは難しい。どちらかと言うと1作目「ブライアン・ウィルソン」での歌声に近いような気もする。しかし1作目で見られた変な緊張感はない。朴訥だが素直な「ありのまま」な歌声。バックもビーチ・ボーイズで見せてくれるコーラス・ワークも控えめに、黒人を起用しスピリチュアルな空気を存分に醸しだす。この「ありのまま」な裸の歌声に余計に胸を打たれる。個人的に特に感動したのは「ラブ・アンド・マーシー」、「メルト・アウェイ」。どちらもどん底の中からはい上がり |