四十雀巣立ち

4月10日

四十雀が巣を作ったようだ。
前の桃の木にじっとしている。
一切、鳴き声を立てない。
一週間くらい前からチラホラ見掛ける様になった。



夕闇が迫ると暫く巣から顔を出している事がある。
既に産卵は終えているようだ。



弾丸のように飛んできて、一旦、桃の木に止まり、巣に入る。






4月27日
餌を運び出した。
巣の上で暫く時間を掛けるようになる。




5月7日
違う種類の鳥が巣を覗きに来た。



警戒が厳しくなったようだ。



巣から飛び出る時は素早い。



出る時に必ず何か咥えている、仔の糞?



たまに、夫婦がかち合う時がある。



巣の上から見事な宙返りを見せる。














5月10日
親が飛び立った後、巣に近づくと中で姦しく鳴き声が聞こえる。
相当の数の雛が居そうだ。


5月14日
宙返りの後、口移しに餌を与えるようになる。





餌を与えた後、巣の上を左右する。



餌を咥えた親が桃の木で大声で鳴く様になる。
巣立ちを促しているのだろうか。

巣立ちを促す親鳥(スライドショウ)

約三週間、5分と間を置かずに餌を運び続ける。
本能とは言え凄い事だ。
現代の人間はどうだろう?
少なくも男性には仔に餌を与える本能は無くなっているだろう。

どんな餌を食べさせているのか興味を持った。


















5月15日
初めて雛が顔を覗かせた。
黄色っぽい。



一時間ほどして、夕闇が迫り始める頃、
突然、巣立ちが始まった。
一匹、二匹、三匹・・・九匹のようだ。
あたかも航空母艦から艦載機が飛び立つ如きだ。
いきなり飛び出すもの、一度顔を出してまた、引っ込んでしまうもの
顔を出してからかなりの時間、あたりを見廻してから飛び立つもの、
いろいろだ。
親鳥に負けないほど元気良く一直線に空に消えていく奴、
ヨタヨタとやっと桃の木までたどりつく奴、様々だ。
雛にしてそれぞれの性格、個性が有るようだ。

巣立ち1(スライドショウ)
巣立ち2(スライドショウ)
巣立ち3(スライドショウ)

桃の木の梢近くで鳴き喚いていた一家は直ぐに何れかへ飛び去って行った。
感動の約15分間、
感動の後に深い虚脱感が襲ってきた。

翌日、桃の木の梢で高らかに鳴き叫んでいたのは一家だろうか。