タイ・カンボジャ記6

2/1
月が替わった。
日本は異常暖冬らしい。

朝から咳が止まない、立ち上がるとふらつく。
今日は海は止めた。

お昼はインスタントラーメン、こに来て二つ目で飽きてしまった。
江国香織の「東京タワー」読む。
以前から韓国のメールフレンドに薦められていたものだ。
もう少し早く読んでいたら、
いろいろ、人との付き合い方が変わっていたかも知れない。



やっと日本語の書き込みが出来るネットカフェが見付かった。 
しかし、ホテルから15分の距離がある。 
応答も極端に遅い、凝った画面だと5分しても立ち上がらない。
インターネットカフェの女の子、料金はキチッと取るが、





カメラを向けるとこの通りだ。

この辺りが大通りの十字路になる。





2/2
4時に起きる、いや、起こされるのだ。
日本は大雪らしい。

若干、期外収縮気味だ。
元気付けにお昼から飲み出す。

夕方、夕日を見に行く。
小高いシアヌークビル丘にワットがあり、其処が見所だそうなのだ。
バイタクに4000と言うと2$だと渋い顔をする。
急斜面を登るんだから、と言うゼスチャ、5000で手を打つ。
確かに凄い斜面、エンジンが唸る、途中から砂地の道になり、
振り落とされんばかりに揺れ動く。
こんなところでひっくり返ったら唯の怪我では済まない。
ワットに辿り着くと先客が居る。
中に日本人の女の子も交じる。
一寸、雲が多い。







あっという間に雲に隠れてしまった。

昨日から近くの広場でお祭りが始まっている。
朝は例のけたたび、夜はお祭りの騒音。
急にお祭りが見たくなった。

夜店が沢山出ている。







奥まった舞台では寸劇のようだ。
みな、熱心に見ている。





昔、疎開先での校庭に幕を張った映画会を思い出す。
それと、お花見時に廻ってくる旅芸人の演劇もそうだ、
そんな感じのお祭りの舞台だ。
そう言えば、シアヌークビルには映画館が無いような気がする。
こんなのが重要な娯楽なのだろう。

日本でも良く見かける輪投げ、うまく輪が嵌ったものが貰える。



小さな矢を投げる、その先に風船がびっしりと並んでいる。





何処かの風船に当たると電気製品や大きな縫ぐるみが賞品だ。
外れると飴玉。

可愛いルーレット、掛け金が少ないのか、女子供が興じている。



大人たちは本格的なサイコロ博打だ。
茶碗のようなものにサイコロを二つ入れて、
クルクル廻してポンと伏せる。
写真を撮ろうとしたら遮られた。
それにしても、この国民も博打好きだ。
広場の殆どが博打場と化している。
子供も、女も興じている。


2/3
メモリを持って行くとプリントしてくれる店が有る。
富士フィルムの看板がある。



60枚で5.5$。
写真を配って歩く。

一日おきに水を買いに行く隣の女の子、
バルコニーで飲んでると隣の屋上に洗濯物を干しに来る。
カメラを向けると、一寸、はにかんだが、



「一寸、待って」
と洗濯物を何処かに置いて来てポーズをとった。



15歳だそうだ。

食欲が無いが、不思議と、あのイエロウラーメン、
カレーライス、そして、スパゲッティだけは喉を通る。
インスタントソースのたらこスパゲッティだ。

日日が判らなくなった。

夕方、ワットの夕日に再挑戦。
昨日より雲は少ないが、







昨日、チラと見えた海に映る夕日は見られなかった。

2/4
午後、例のマッサ−ジへ行ったら案の定満員、
二時間待ちとかで諦める。
床屋へ行く。



まず、整髪、小気味よく切り込んでゆく。
洗髪、顔パック(生まれて初めてだ)、耳掃除、
快適な一時間だった。
21000レイル、5$一寸か。

夜は、Sがほっけの刺身を作ってくれた、珍味だ。



二日で一本のメコンウイスキーが空になる。
今夜もお祭りの鐘太鼓が夜半まで響く。

続く