タイ・カンボジャ記14(完)

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月が替わった。
日本のTVが株の暴落を告げている。

暇に任せて、今昔物語、竹取物語、古事記、伊勢物語、と読んできたが、
日本の古典もそれぞれ仲々に奥が深い。
1000年、2000年経っても人間のやってること、
考えることは差して変わらない。

この10年来、東南アジアへの旅を続けているが、
行きも帰りも、何時もバンコクが中継点になる。
そして、帰りに必ず顔を出すのがカオサン、
このカオサンの空気に触れ、
人間を眺めないと旅の締め括りが中途半端になる。
能書きは兎も角カオサンへ出掛ける。











カオサンの真っ只中にドッカ腰を下ろして、
ひたすら、人を眺める。





















子供連れも闊歩している。































 

夕闇が迫っても人通りは絶えない。



むしろ多くなったようだ。



日が沈んでも子供連れが目立つ。



















気が付くと月が中天に有る。

この10年間で何かが変わっている筈だが発見出来ない。
強いて言えば、子供連れと警官の数が目立つ、くらいか。
ま、見掛けは変わっていたとしても、人間の営みの本質は変わらないのであろう。