初秋の奈良6
室生寺

やっぱり最後は室生寺、電車を乗り継いで室生口大野。
バスに乗り換えると直ぐ飛び込んできたのが室生川の向こうに聳える磨崖仏。



懐かしい赤い橋、この下を流れるのが室生川、
この川が木津川に流れ込んでいると聞いて驚く、全くこの辺りの土地勘が無い。
入り口にある山菜料理屋さんは両側ともお休み。



さてはて室生寺の門を潜る。
五重塔はどのように修復されているか楽しみだ。



参道にこんな太い杉が有ったとは?記憶に無い。





静寂な佇まいの中に仁王門が忽然と居座る。



網の向こうでやたら仁王の目が光っている。





懐かしい石段に手摺が出来ている。





金堂、いかにも風情のあるコケラ葺き、国宝だ。



金堂の中、凄い!
国宝、重文がずらり並んでいる。



国宝、中尊釈迦如来立像、平安時代後期の作。
朱色の衣紋の流れが美しい、室生寺様という独特なものだそうだ。



国宝、十一面観音菩薩立像。
暫く睨めっこだ。



地蔵菩薩立像。



文殊菩薩立像。



十二神将立像。
如来の守り神として十二の方角を守る。
鎌倉中期の作、無骨の中にゆとりを感じる。
それにしても一つ一つが表情豊か、若干オーバーアクション?
運慶作と伝えられる。













手持ち無沙汰そうにしていた案内の女性が出て来て教えてくれた。
「ご本尊の後ろに一寸見えるのが帝釈天曼荼羅と言って国宝だよ、一寸観にくいけどね、
ほら、此処から観ると一寸観えるよ」
ぶっきら棒だが親切だ。
この話を聞かなければ見逃すところだった。
見事なものだ。

帝釈天曼荼羅




弥勒堂。



釈迦如来坐像、これも国宝。



弥勒菩薩立像。
他のお寺の弥勒菩薩では考えられない愛嬌のある面立ちだ。




更に登ると、



ふっと脇を見ると趣のある小さな祠。







これが本堂、
室生寺のお堂はどれもどれも屋根が美しい。







如意輪観音坐像。
なんとも艶かしい。
この作者は明らかに美しさを追及している。






そして修復が整った五重塔、勿論、国宝。







奥の院へ登り掛けたが足が重い。



腰を下ろしてお地蔵さんと話し込む。



上から眺める五重塔も捨てたものではない。







殆ど人影の無い静かな室生寺を味あった。
一軒だけ開いていた茶店で熱い甘酒、
新緑の季節、紅葉の季節にもう一度訪れたいものだ。


(公開の絵葉書、NET、パンフレット、発刊本などから画像、文面等を引用、参考にさせていただきました)