嵯峨野ぶらぶら記1


化野念仏寺
この前は愛宕念仏寺から歩き出したが、今回は化野念仏寺からだ。
嵯峨野の奥には殆んど人影が無い。







化野は、鳥辺野(東山)、蓮台野(北山)と並ぶ古来の都の風葬地。
平安初期に空海が野ざらしになっている遺骨を集めその菩提を弔ったのが念仏寺の始めと言う。









明治中期に化野一帯から出土した石仏・石塔約8000体が境内に集められた。























石物群の中へ入ろうとしたら「此処から中は撮影禁止」の立札。
その他にも何か人工的な俗っぽさが感じられるようになった。
以前の念仏寺の雰囲気が少しずつ失われつつある。
先人達によって蓄えられた貴重な観光素材の価値の高さに溺れかけているのではないだろうか、
嵯峨野、化野に侘び寂びを求めて遣って来る旅人の期待を裏切らない事を切に願いたい。
もっとも、
生まれて初めてこの石仏群を見た時の感動が余りにも大きかったせいなのかもしれない。

愛宕街道を下る。





それにしても人が疎らだ。
桜の頃、新緑の頃、紅葉の頃を考えると狐でも出て来そうだ。











左右のお店の看板や道端の花をを覗きながら・・・







祇王寺の標識を見て右に曲がる。



祇王寺が近い、祇王寺の香りが漂ってくる。



化野念仏寺


 

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